吉田亘教授、土井准教授らが開発したゲノムDNAメチル化レベル迅速測定法がSensors and Actuators B: Chemicalに掲載されました!
生命医薬コースの吉田亘教授、土井准教授らはメチル化DNAに結合するタンパク質に発光タンパク質と蛍光タンパク質をそれぞれ融合させた2種類のタンパク質を用い、がんのバイオマーカーとなるゲノムDNAのメチル化レベルを3分以内に迅速測定する方法を開発しました。本手法は検体と試薬を混合するだけで測定可能な簡便な方法であることから、本手法を用いることで在宅でのがん診断が可能になると期待されます。

著者:Shoji Y., Ikeda Y., Rin R., Doi K., Tanaka M., Yoshida W.*
タイトル:Global DNA methylation level sensing using methyl-CpG binding domain-fused luciferase and fluorescent protein
掲載雑誌:Sensors and Actuators B: Chemical (2025) In press
URL:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0925400525005726