吉田亘教授らが開発したメチル化四重鎖構造の熱安定性を解析する方法がSTAR Protocolsに掲載されました!
生命医薬コースの吉田亘教授らは、円二色性(Circular Dichroism: CD)スペクトル解析法とPythonを用いて、核酸の特殊構造であるグアニン四重鎖やi-motif構造の熱安定性を解析する方法を開発しました。本成果により、核酸の修飾(エピジェネティック修飾)が核酸の高次構造に与える影響を簡便に解析することが可能となり、これら核酸の高次構造が関与する新たな生命現象の解明に貢献すると考えられます。
著者:Moriya M., Oyama T., Goto M., Ikebukuro K., Yoshida W.*
タイトル:Protocol for circular dichroism spectral analysis of the thermal stability of CpG-methylated quadruplex structures
掲載雑誌:STAR Protocols (2025) 6, 103646
URL:https://star-protocols.cell.com/protocols/4045
